ペットフード専門店 鯨プロ

犬のアレルギー問題とは

今や、アレルギー(花粉症やアトピー)は人間だけではなく犬の世界でも急増しています。現に日本の多くのペットたちが、色々なアレルギーで苦しんでいます。発表によりますと3頭に1頭は何らかのアレルギーを持っているといわれています。
これはアレルギー疾患の原因として生まれつきの体質も勿論ありますが、室内犬が増えエアコンで室内が異常に乾燥し、アレルギー反応を起こす可能性のある物質(花粉、塵埃、カビ)や合成シャンプーで洗う回数が増えたため、皮膚がダメージを受けやすくなっているといわれています。それ以上にワンちゃんのごはんでも合成添加物や発がん性物質などアレルギーに関して、そのものが直接目に見えて皮膚疾患などに現れる場合もありますが、蓄積されて引き起こされる場合もあります。いずれにしましてもアレルギー体質による皮膚疾患、外耳炎、下痢をはじめとする消化器疾患、花粉症などの呼吸器疾患など、症状は様々ですがアレルギー症状のペットが多いのは明らかです。

これにつきましてはさまざまな要因が考えられますが、私の考え方としましてはもっと別の原因があると思っています。それはズバリいいますと「食餌」です。犬の歴史は人類の誕生より更に古いというのはご存知でしょうか?彼らは元々オオカミ(あるいはオオカミの部類)であったのが人の移動と共に各国のオオカミと交配するようになり今日の様々な種類の犬たちにつながっていると考えています。そうなりますと オオカミは何百万年前から何を食べてきたのか?

しかし、経済成長期と同時に犬はペットとして家庭内で飼われるようになり、穀類や合成添加物を配合された便利なドッグフードが主流になりました。
それまで肉食を祖先に持つ犬種は大豆や小麦、トウモロコシなどの穀類中心の乾燥した食餌を与えられるようになりました。その結果、人間より早くアレルギーや癌に発症するケースが増えてきたのです。何故、そうした食べ物が癌になる理由は分かりますか?それはほとんどが海外からの輸入品だからです。日本国内に虫や細菌、病原菌などが入り込まないように収穫後に農薬などの薬剤を散布します。これをポスト・ハーベスト・アプリケーションといいます。殺虫剤、殺菌剤、 除草剤などの一般農薬を収穫後に使用することを認めています。

ですから与えているドッグフードの裏面に記載されている原材料名を確認しなければなりません。

現在、日本国内で製造しているドッグフードが100%安全なのか?という問い掛けにYesと答えられる工場は個人や小規模のほんの一部を除いてほとんどいません。実際は多くの原料や食材は海外品を使用し、日本で最終工程を行い、『国内産』と謳って販売しているだけです。