ペットフード専門店 鯨プロ

鯨肉に含まれるバレニン

バレニンはカルノシンやアンセリンと同様、イミダペプチドの1つとされており鯨肉に多く含まれるものとして知られています。これらは様々な研究の結果、抗疲労成分があるということが分かっています。イミダペプチドは渡り鳥が長期間飛び続けられる秘密として知られていますが、鯨の場合は半年間、食べ続けても肥満にはならず、その状態で残りの半年間は泳ぎ続けることが出来ます。
通常、鯨に限らず多くの動物が運動や行動を続けると乳酸などの疲労物質が溜まり休憩が必要になります。しかし、そのイミダゾールジペプチドが運動によって生じる乳酸の蓄積を抑制し、運動機能を維持することが分かってきたのです。
その中でもマグロや渡り鳥などの中でも鯨がダントツ含有されています。
このバレニンですが調理による欠損がほとんどないのも大きな特徴のひとつです。通常、アミノ酸は加熱により分解されますが、バレニンに関しては加熱による減少は5%以下だと考えられています。勿論、100%摂取したいのであれば生の状態で与えることをお勧めします。